Curator Note:
この度、金村修による個展「Copyright Liberation Front」を開催致します。本展覧会は、金村によるハンドメイドブック「Landscape Suicide」とその本を複写した写真から、会場を構成しています。
金村は、2019年のNew York Art Book Fairに出品した「Radical Hybrid」以降、自身の写真や校正原稿、雑誌、チラシ、新聞などさまざまな要素を取り入れた、ハンドメイドブックの制作を行なってきました。この制作には、アナログ/デジタル、モノクロ/カラーといった二項対立によるアプローチからでは迫れない物質的映像への試みが垣間見えます。また、ハンドメイドブックの複写は、「Landscape Suicide」を写真家の篠田優が複写を行なったものです。そして、そのネガフィルムを金村がプリントするというプロセスを経て写真が作られています。
本展覧会は、美術において20世紀最大の発明と言われる「コラージュ」と複写を始めとした「著作権」、その両方をメディウムとして表現に昇華させる取り組みです。
この度、金村修による個展「Copyright Liberation Front」を開催致します。本展覧会は、金村によるハンドメイドブック「Landscape Suicide」とその本を複写した写真から、会場を構成しています。
金村は、2019年のNew York Art Book Fairに出品した「Radical Hybrid」以降、自身の写真や校正原稿、雑誌、チラシ、新聞などさまざまな要素を取り入れた、ハンドメイドブックの制作を行なってきました。この制作には、アナログ/デジタル、モノクロ/カラーといった二項対立によるアプローチからでは迫れない物質的映像への試みが垣間見えます。また、ハンドメイドブックの複写は、「Landscape Suicide」を写真家の篠田優が複写を行なったものです。そして、そのネガフィルムを金村がプリントするというプロセスを経て写真が作られています。
本展覧会は、美術において20世紀最大の発明と言われる「コラージュ」と複写を始めとした「著作権」、その両方をメディウムとして表現に昇華させる取り組みです。
出展作家プロフィール:
金村修
1964年東京都生まれ。1993年東京綜合写真専門学校研究科卒業。
主な展示、受賞歴に、1992年、写真専門学校在校中にオランダ・ロッテルダム写真ビエン ナーレに招聘される。1996年、MOMAによる「世界の注目される6人の写真家」の1人 に選出される。1997年、日本写真家協会新人賞、第13回東川町国際写真フェスティバル新 人作家賞、2000年、第19回土門拳賞、2014年、第39回伊奈信男賞を受賞など。 写真集に『Spider’s Strategy』、『I can tell』、『Concrete Octopus』ほか、著書に『漸進快楽写真家』、タカザワケンジとの共著『挑発する写真史』がある。
金村修
1964年東京都生まれ。1993年東京綜合写真専門学校研究科卒業。
主な展示、受賞歴に、1992年、写真専門学校在校中にオランダ・ロッテルダム写真ビエン ナーレに招聘される。1996年、MOMAによる「世界の注目される6人の写真家」の1人 に選出される。1997年、日本写真家協会新人賞、第13回東川町国際写真フェスティバル新 人作家賞、2000年、第19回土門拳賞、2014年、第39回伊奈信男賞を受賞など。 写真集に『Spider’s Strategy』、『I can tell』、『Concrete Octopus』ほか、著書に『漸進快楽写真家』、タカザワケンジとの共著『挑発する写真史』がある。
【出展作家】
金村修
【キュレーション】
岡田翔
【インストール】
WORKSHOP™
岡田翔
【トークイベント】
2020.10.17 19:00 -(sat)
篠田優(写真家)× 金村修(写真家)
入場無料 20名(要予約:mail@sawadaikuhisa.com)
【展示協力】
SO BOOKS
【協賛】
CYBER GRAPHICS CORPORATION
【会場】
The White
東京都千代田区猿楽町2-2-1 #202
火〜土曜13:00pm-19:00pm
(日曜・月曜定休)/(入場無料)