Curator's Note:
 遠藤祐輔、蓮輪友子、マスコマユによるグループ展「error CS0003」は、今日のデジタル映像をはじめとした複製技術が、絵画表現にどのような影響を考察する作家とキュレーターによるキュラトリアル実践としての展覧会です。
 今回の取り組みでは、絵画において支持体であるキャンバスをメディアとして捉え直すことで、モチーフとしてのデジタル映像の在り方、写真による絵画の捉え直しなどの実践を展開しています。このようなキュラトリアル実践は、アクリル絵の具のポテンシャルを顕在化することであるとともに、今日における絵画とデジタル映像との関係を探求するものです。
出展作家プロフィール:
遠藤 祐輔
1985年宮城県生まれ。

2007年東京芸術大学美術学部先端芸術表現科卒業。
主な展示、受賞歴に、「floating view “郊外からうまれるアート”」(2011年、トーキョーワンダーサイト、 東京)、「floating view 2 トポフィリア・アップデート」(2011年、新宿眼科画廊、東京)、「第14回写真1_WALL」審査員奨励賞 高橋朗選(2016年)、「第15回写真 1_WALL」展(2016年、ガーディアン・ガーデン、東京)、「あなたと海のあいま、通り過ぎてゆくすべて」(2017年、塩竈市杉村惇美術館、宮城)、「目に置いていかれないように」(2018年、ニコンサロン、銀座・大阪)、「写真新世紀2019」優秀賞(2019年)、「写真新世紀展2019」展(2019年、TOPMUSEUM、東京)、「Medias」( 2019年、市民ギャラリーあざみ野、神奈川)など。
マスコ マユ
1996年東京都生まれ。
2019年東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。2021年東京芸術大学大学院美術研究科博士課程芸術学専攻美術解剖学研究室在籍。
主な展示、受賞歴に、「褪せていく血液と変わらない光」(2020年、ギャラリー美の舎、東京)、「アートオリンピア2019」展覧会(2019年、東京都美術館、東京)、第3回アートオリンピア学生部門 優秀賞入賞(2019年)、「シェル美術賞展2020」(2020年、国立新美術館、東京)、シェル美術賞2020 入選(2020年)など。

蓮輪 友子
1981年大阪府生まれ。
2004年京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業。2006年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了。
主な展示、受賞歴に、「LICHT」(2021年、YIRI ARTS、台北)、「Flicker」(2021年、The White 東京)、「FES」(2020年、YIRI ARTS、台北)、「KAMADO EXHIBITION the norm 2020」(2020年、渋谷ヒカリエ、東京)、「虹色の滝」(2020年、水戸芸術館現代美術ギャラリー、茨城)、「BAZAR!!」(2019年、DENCHI、東京)、「はままつ絵画公募展」市民賞(2009年、浜松市秋野不矩美術館、静岡)など。
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【出展作家】
遠藤祐輔
マスコマユ
蓮輪友子
【キュレーション】
岡田翔
【インストール】
岡田翔
【デザイン】
相島大地
【協賛】
ターナー色彩株式会社
【会場】
TURNER GALLERY
http://turnergallery.net/
〒171-0052 
東京都豊島区南長崎6-1-3 ターナー色彩株式会社
・交通案内
都営地下鉄大江戸線 落合南長崎駅 A2出口より徒歩10分
西武池袋線 東長崎駅 南口より徒歩8分
【会期】
2021年7月13日(火)- 24日(土)
[月曜-土曜]10:00-18:00
休廊:日曜日・祝日(18日、22日、23日、25日)/入場無料
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